音楽のレコーディング機器に
MTRというものがあります。

MTR(マルチトラックレコーダー)とは…
多重録音できる機器のことで、

複数の楽器を別々のトラックに録音して
それをそれぞれ調整したりミックスして
再生したりできる装置のことです。

「せーの」でみんな一緒に
録音する必要がないので、

重ね録りすることで一人でも
アンサンブルを構築することが可能です。

 
自分が一番最初に使っていた
カセット式のMTRです♪

 

YAMAHA MT50

 
これでオリジナルの楽曲を録音したり
バンドのデモテープを作ったりしました。

見ての通り4トラックしかありませんが、
ピンポン録音という技を使えば…
無数にトラック録音することも可能です。
(その分、音質劣化やノイズは増します)

カセットテープは何度も再生・録音を
繰り返すとテープが伸びてしまうので
早いテイクでOKを出す必要がありました。

他に面白い使い方としては…

テープスピードが変えられるので
ゆっくり再生して耳コピしたり
※耳コピ(耳で聴いて音を取ること)

早いフレーズをゆっくり録音したり
することもできます。。。

ただスピードを変えると
音程も一緒に変わってしまうので
移調したり少し工夫が必要です。

あとはカセットテープの
A面／B面をひっくり返すことによって
逆回転サウンド(リバース)もイケます！

パンチイン／アウト、ミックスダウン
センド／リターン、ワンテイク録音etc

思い返せば、このカセットMTRで
音楽制作のイロハを学びましたね★